人造石(じんぞうせき)とは、真砂土・石灰石・にがりをまぜあわせてつくったもの。服部長七が考え出した。長七たたきとも呼ばれる。セメント(コンクリートの元=当時の日本はコンクリートも広まっていなかった)工法が広まるまでの時代、土木工事に使われ、日本の発展に大きな役割を果たした。
現在のコンクリートのようなもので、石と石とをつなぐことができ、神野金之助(かみのきんのすけ)はこの技術を神野新田の堤防にも生かせると考えた。
実際、人造石を使うことでとてもじょうぶな堤防を作ることができた。
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