堤防・澪止め工事

澪止め(みおどめ)工事とは、澪(みお=干潟(ひがた)では海水がたくさん流れるところ)を、堤防(ていぼう)をつくって流れを止める工事のこと。海水が一気に流れているので、新田をつくるのに必要な工事である。さらに、潮が引いているときに工事をする必要があるため、スピードが大事である。

 

現在の神野新田にあたるところを干拓しようと試みたのは、毛利祥久(もうりよしひさ)である。毛利新田として完成はしたが、暴風雨によってこわれ、荒れはててしまった。その場所を神野金之助(かみのきんのすけ)が購入し、堤防づくり、新田づくりに挑戦することになった。

 

毛利祥久と神野金之助の堤防づくりのようすを下記にまとめた。頑張って読んでね。